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Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
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TG1801 | AAスクール×藝大合同ワークショップ開催

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東京藝術大学とロンドンAAスクールの合同ワークショップが開催されました。

今回のワークショップでは、AAスクールDiploma10(カルロス・ヴィラヌーバ・ブランド教授、AAスクール学生10名)とDiploma11(江頭慎教授、AAスクール学生12名)の2ユニットに対して、藝大建築科から12名、デザイン科から8名、油画科から1名の学生が参加しました。

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Diploma10のユニットでは、敷地を新宿とし、ゴールデン街・新宿駅・都庁といった異なるスケール、および新大久保・新宿駅・新宿御苑といった異なる文化的背景に着目した2チームが、そこでの多層なコンテクスト・プログラムに対して「Insertion_書き加えること」、「Imponderable Factors_計ることのできない要因」、「Complex Spatial Interventions_複雑な空間的介入」等をテーマとしてデザインリサーチをおこなった。具体的には、ゴールデン街等に着目したチームは、各場所が持つ制度化された境界を3Dモデルにて記述するとともに、境界の交換・拡張の可能性を検証する映像情報を構築した。また、新大久保等に着目したチームは、新大久保での韓国ポップミュージックに参与する人々が路上で形成するルールとイヴェント性、新宿御苑内でのコスプレ、出入り口境界でのルールとイヴェント性を置換させることで、新宿に内在する状況の再構築などをおこなった。

Diploma11のユニットでは、芸大周辺1マイル以内の範囲において都市を構成している要素を写真、ドローイング等を用いて採集し、それらより一つの大きなコラージュドローイングを作成した。
その後、3チームに分かれ、コラージュ内に表出した構成を手がかりにして、模型、ドローイング、映像等を用いて、上野に隠れている都市構造を再構成することをおこなった。



2018年4月29日まで、建築科テーパードギャラリーにて展示。



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