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Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
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Lecture |大野秀敏 三夜連続講義 「面(ツラ)と面(カワ)と面(メン)」

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Lecture |大野秀敏 三夜連続講義 「面(ツラ)と面(カワ)と面(メン)」

この度、東京藝術大学客員教授 大野秀敏による三夜連続講義を行います。


大野秀敏 三夜連続講義 「面(ツラ)と面(カワ)と面(メン)」

日時:2019年10月30日(水)、10月31日(木)、11月11日(金)
   毎夜18:00~
場所:東京芸術大学美術学部建築科FM教室
(〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8)
主催・企画:東京藝術大学美術学部建築科教室
問い合わせ先:050-5525-2234

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本連続講義では、現代の日本の都市風景に現れる様々な特徴を探り、それぞれの源泉や受容を考察し、それを文化的遺伝子と考えます。それらの遺伝子は強弱をもって日本の都市のツラガマエを支配しています。これは街並み景観論を介した日本の空間概念論試論です。

第一夜:流れと場所の遺伝子
場所に関わる遺伝子の候補として、〈塀〉と〈見世〉、薄い面、浮いた床、境界を仰ぐ。流れに関わる遺伝子の候補として 面を重ねる、窓が無い、内柔外剛、面の間を論じます。なお、時間的制約から一部が第二夜に繰り延べられることが予想されます。

第二夜:越境する遺伝子
異物の遭遇に関わる遺伝子の候補として、高い床と地の床、仮面舞踏会、コスプレ、乾明滑+遠速多、私物化と旅行者の眼差しを論じます。

第三夜:リノベ・規則・移動
改修・都市計画・再生、流れの都市
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大野秀敏 / Hidetoshi Ono

1949年岐阜県生まれ
1972年東京大学工学部建築学科卒業
1975年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
1976-1983年株式会社槇総合計画事務所
1983-1988年東京大学助手(槇文彦教授)
1988年東京大学助教授(大学院工学系研究科建築学専攻)
1999年-2015年東京大学教授(新領域創成科学研究科環境学専攻、 工学部建築学科兼担)

主な著書に、『見えがくれする都市』(共著 槇文彦他、鹿島出版会、1979年)、『建築のアイディアをどのようにまとめてゆくか』(彰国社、2000年)、『東京の環境を考える』(共著 神田順他、朝倉書店、2001年)、『fibercity Tokyo 2050』(雑誌JA The Japan Architect 63 号2006年秋号特集、大野秀敏+東京大学大野研究室、新建築社、東京、2006年)、『シュリンキング・ニッポン 縮小する都市の未来戦略』(編著、鹿島出版会、2008年)など。
第48回 建築業協会賞(BCS賞)、日本建築学会賞作品賞、グッドデザイン賞など受賞歴多数。


白花亭 黒部市
設計:アプルデザインワークショップ 2019
写真:北嶋俊治/アーキフォト


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