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Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
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EVENT|東京藝術大学客員教授 山本理顕就任記念連続レクチャー

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「建築空間の哲学 建築は活動の舞台である」


「建築空間の哲学」は「建築空間」が私たちの日常生活にどのように関わってきたのか、そしてどのように関わるべきなのか、あるいは「建築空間」は従来までどのように考えられてきたのか、それを考えるための手がかりである。「建築空間」は、人間の活動に奉仕する機能的空間だと考えられている。
本当にそうか。
「建築空間」があってはじめて人間の活動が成り立つのではないか。建築空間は舞台である。人々はその舞台があってはじめて他の人々と共に活動することができる。そこに住む人たちや地域社会の人たちのための舞台となる建築空間はどのように可能なのか。建築空間を未来への希望の空間として設計することは可能なのか。
それを考えたいと思う。



山本理顕 Riken Yamamoto

建築家。1945年北京生まれ。
1973年山本理顕設計工場設立、現在に至る。
主な作品に、GAZEBO、埼玉県立大学、公立はこだて未来大学、横須賀美術館、福生市庁舎、名古屋造形大学、TheCIRCLEなど。
京都精華大学助教授、工学院大学教授、横浜国立大学大学院教授、日本大学大学院特任教授、名古屋造形大学学長(2018~2021年6月)などを歴任。
2022年より東京藝術大学客員教授。主な著書に『住居論』『地域社会圏主義』『権力の空間/空間の権力』『脱住宅』『都市美』など。
http://www.riken-yamamoto.co.jp


日時
 全5回
 10/28(金)、11/4(金)、11/11(金)、11/18(金)、1/13 (金) 
 18時-20時

内容
 第1回「公的空間(public realm)と私的空間(private realm)」–10/28 Fri.
 第2回「ポリスから中世都市へ」-11/4 Fri.
 第3回「社会という新たな空間」-11/11 Fri.
 第4回「『1住宅=1家族』という思想」– 11/18 Fri.
 第5回「ソーシャビリティという空間」– 1/13 Fri.
 ※全て仮題

推薦図書
 講義の前に、以下書籍を事前に読んでいただくことを推奨します。

・『権力の空間/空間の権力 国家と個人のを設計せよ』山本理顕 著,講談社選書メチエ
・『人間の条件』ハンナ・アーレント 著,志水速雄 翻訳,ちくま学芸文庫
※講義の内容は『権力の空間/空間の権力』の続きであり、『人間の条件』の引用も多々あります。上記書籍は教科書のような扱いになります。

申込
 10/25(火)までに以下から申し込みをおこなってください。
 ※オンラインでの聴講は定員はありません。 

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