Quantcast
Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
Viewing all articles
Browse latest Browse all 319

EVENT|東京藝術大学美術学部 建築科・GAP主催特別講演 原武史氏レクチャー

$
0
0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
温泉の空間政治学
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 神社、聖堂、学問所、宿場町、街 道、橋、駅、鉄道、列車、公園、広場、公民館、団地、療養所、宿泊施設 …。一見権力とは関係がないように見えるこれらの空間から、どのような政治思想を読み解くことができるのでしょうか。
 政治学者の原武史氏は、テキスト解釈が中心の従来の政治思想史研究とは異なり、個別具体的な空間から政治思想を読み解くという「空間政治学」を提唱し、人文系と理系といった学問の枠を超える議論を展開されてきました。
 2024年1月に出版された著書『戦後政治と温泉』では、1940年代から1960年代前半にかけて、時の首相が熱海や伊豆、箱根に滞在し、温泉地が濃密な政治空間として機能していたという戦後政治の知られざる実態が描き出されています。なぜ、温泉と政治が結びついたのでしょうか。今回のレクチャーでは、昨今注目されるワーケーションの問題とも絡めながら、戦後の温泉地に出現した政治空間についてお話いただきます。

同時通訳付きの公開講義ですので、学科や専攻を問わず、どなたでも聴講できます。是非ご参加ください。

※zoomの画面や音声は、記録のために主催者側で録画・録音することを予めご了承ください。また、zoom画面のキャプチャーを含め、参加者が無断で講演の様子を録画・録音することは禁止いたします。





日時|
2024年4月22日(月)18:30-20:00




開催方法・場所|
対面:東京藝術大学美術学部 中央棟第1講義室


オンライン:zoom(日英で聴講可能)
※zoom参加者には、前日までにzoomのURLをメールで送付します。












講師プロフィール|

原武史 

1962(昭和37)年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。放送大学客員教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。
著書に『〈出雲〉という思想』、『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『可視化された帝国』(のち『増補版』)、『皇居前広場』(のち『増補』および『完本』)、『鉄道ひとつばなし』、『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)、『団地の時代』(共著)、『団地の空間政治学』、『レッドアローとスターハウス』(のち『増補新版』)、『皇后考』、『「昭和天皇実録」を読む』、『平成の終焉』、『地形の思想史』、『戦後政治と温泉』など多数。


お申し込み|
以下のGoogleフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/17Esstpbeuj7BJff7
※対面での参加は人数に限りがあるため、申し込み先着順となります。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 319

Trending Articles