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Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
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Lecture+Workshop |ピーター・クック「7枚のヴェールの家」

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ロンドン大学名誉教授の建築家ピーター・クック氏による特別レクチャーと国際ワークショップを開催します。7月18日のレクチャー、および同月22日のワークショップ最終講評会はオープンなイベントとして、学外からの聴講者を歓迎いたします。
なお、本活動は、東京藝術大学美術学部インターナショナルスペシャリスト・インビテーションプログラム(ISIP)の一環として実施するものです。


[イベントスケジュール]
◎ピーター・クック 特別オープンレクチャー
日時:7月18日(月)18:00〜 
場所:東京藝術大学上野キャンパス中央棟第一講義室
  (〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8)
定員:110名(予約不要)
問い合わせ:050-5525-2234

◎国際ワークショップ 最終講評会
日時:7月22日(金)15:00〜
場所:東京藝術大学上野キャンパス総合工房棟4階FMスペース
講評:ピーター・クック(ロンドン大学名誉教授)、トム・ヘネガン(東京藝大教授)、
   野口昌夫(東京藝大教授)、橋本圭央(東京藝大助教)ほか

◎国際ワークショップ「7枚のヴェールの家」
期間:7月18日(月)〜22日(金)
場所:東京藝術大学上野キャンパス総合工房棟4階FMスペース
課題文:
本ワークショップのテーマは、ヘロデ王の前で踊るサロメについて言及した洗礼者ヨハネ聖書の一節「Dance of the Seven Veils/7枚のヴェールのダンス」から来ている。オスカー・ワイルドはこの一節に着想を得て戯曲「サロメ」を書き上げ、リヒャルト・ストラウスは同名のオペラを制作した。本ワークショップの目的は、一つの建築的解釈としてこうした革新的啓示に専念することにある。各学生は、5名ごとのグループに分かれ、直接その場に残存しているわけではなく、訪問を通して徐々に明らかにされる究極的な環境と形態を含む、ひとつの「住宅」(庭、展示室、ギャラリーも含む)を立案する。
敷地は、東京の中心部にある実際のものとする。
機能は多彩で、その実際は現実的なものとする。
発表はドローイング、模型を用い、また(現実的側面に関する限りにおいては)ビデオでも良いが、観念的ではないものとする。
各学生は、「半透明性」、「光」、「囮」、「謎」などにおける明白さ、そしてそれらの不可解さを想像して欲しい。 「全てのものはその外見通りとは限らない」。(ピーター・クック)


ピーター・クック(Peter Cook)
建築家。ロンドン大学名誉教授。1936年生まれ。1960年にロンドンAAスクールを卒業後、アーキグラムを結成。数々の実験的なアイデアやドローイングにより、戦後世界の建築思想をリードする。RIBAゴールドメダルなど受賞歴多数。主な作品に「クンストハウス」など。



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