学部1年生から3年生全員による「科内コンペ」が行われました。今年度は山梨知彦氏をゲスト出題者にお招きしました。山梨氏は1984年に本科卒業。現在は、日建設計 執行役員、設計部門代表。
1月15日朝に課題を発表し、学部1年生から3年生全員が同じ課題に取り組みました。翌日17時から山梨氏と教員による審査、表彰。
課題:卒業制作展示のための1週間のパヴィリオン
●規模及び概要
東京藝術大学の卒業設計の展示を、1週間開催できるパヴィリオンの設計。作品は全作品を展示するものでも、1~数作品に限定したパヴィリオンとして想定してもよい。規模は自由。提案者が建築であると確信できるものであればよい。
●設計者のスタンスの明確化
設計者が、「藝大の卒業設計を展示するパヴィリオンにとって何が大切であると考えたか」、「卒業設計を通して何を誰へのメッセージとして送り届けたいのか」、そのスタンスを明確にした上でコンペに臨んでほしい。かつ可能な限り、作品の表題、解説文、図面に対するキャプションや書き込み、ダイアグラム、および設計自体のどこかで、そのスタンスを他者に伝えることを心がけてほしい。
●敷地
上野公園の奏楽堂が建っている辺り周辺
●その他の与件
藝大生にリアルな小屋をつくらせてみたいとの思いから想起した課題であるが、設計課題となった以上は、セルフビルドにこだわる必要はなく、自由に想定してほしい。またタイトルには「1週間」とあるが、これを仮設建築と考えるか、1週間限定の生活の場ととらえるか、はたまた年間に1週間だけは卒業制作の展示に使う恒久建築と考えるかは、提案者の自由とする。大切にしてほしいのは、上述した「藝大の卒業設計を展示するパヴィリオンにとって何が大切であると考えたか」であり、それを建築へと投影してもらうことにある。
(出題:山梨知彦)
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最多の票を得た山口菜月(3年生)。
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山梨氏により選ばれたグランプリの増渕健太(3年生)。
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