Quantcast
Channel: 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture
Viewing all 319 articles
Browse latest View live

Works |科内コンペ

$
0
0
学部1年生から3年生全員による「科内コンペ」が行われました。今年度は山梨知彦氏をゲスト出題者にお招きしました。山梨氏は1984年に本科卒業。現在は、日建設計 執行役員、設計部門代表。 1月15日朝に課題を発表し、学部1年生から3年生全員が同じ課題に取り組みました。翌日17時から山梨氏と教員による審査、表彰。 課題:卒業制作展示のための1週間のパヴィリオン ●規模及び概要 東京藝術大学の卒業設計の展示を、1週間開催できるパヴィリオンの設計。作品は全作品を展示するものでも、1~数作品に限定したパヴィリオンとして想定してもよい。規模は自由。提案者が建築であると確信できるものであればよい。 ●設計者のスタンスの明確化 設計者が、「藝大の卒業設計を展示するパヴィリオンにとって何が大切であると考えたか」、「卒業設計を通して何を誰へのメッセージとして送り届けたいのか」、そのスタンスを明確にした上でコンペに臨んでほしい。かつ可能な限り、作品の表題、解説文、図面に対するキャプションや書き込み、ダイアグラム、および設計自体のどこかで、そのスタンスを他者に伝えることを心がけてほしい。 ●敷地 上野公園の奏楽堂が建っている辺り周辺 ●その他の与件 藝大生にリアルな小屋をつくらせてみたいとの思いから想起した課題であるが、設計課題となった以上は、セルフビルドにこだわる必要はなく、自由に想定してほしい。またタイトルには「1週間」とあるが、これを仮設建築と考えるか、1週間限定の生活の場ととらえるか、はたまた年間に1週間だけは卒業制作の展示に使う恒久建築と考えるかは、提案者の自由とする。大切にしてほしいのは、上述した「藝大の卒業設計を展示するパヴィリオンにとって何が大切であると考えたか」であり、それを建築へと投影してもらうことにある。 (出題:山梨知彦) 最多の票を得た山口菜月(3年生)。 山梨氏により選ばれたグランプリの増渕健太(3年生)。

Exhibition Report |第63回 東京藝術大学 卒業・修了作品展

$
0
0
会期:2015年1月26日(月)~31日(土)9時半〜17時半(入場は17時まで)    最終日は9時半〜12時半(入場は12時まで) 会場:東京都美術館 大学美術館・大学構内 【建築科 卒業制作】の会場は東京都美術館1Fの第1公募展示室B。 【大学院美術研究科建築専攻 修士制作・論文】の会場は大学構内の陳列館2F、総合工房棟1Fのオープンアトリエ、大学美術館エントランス。 以上、卒業制作。 卒業制作講評会:http://arch.geidai.ac.jp/Critique-27 以上、修士制作。 修士制作・修士論文講評会:http://arch.geidai.ac.jp/Critique-28

Works | FENDI - FUR TABLET DESIGN CONTEST/FUR ATELIER TOUR

$
0
0
2013年4月22日に開催された「FENDI - FUR CREATION ワークショップ」に参加した藝大の学生によるファータブレット(約30cm角のパネルで、素材感を見るためのもの)デザインコンテストで、竹之内芙美(北川原温研究室M1)が選出されました。 9月にはイタリアに招待され、実際にその入選したファータブレットを制作。 光沢に富んだシルキーで柔らかな質感を持ったミンクのホワイトで、山並みを表現。 光沢のある長めの刺毛であるフォックスのブラックで、水面に映る山並みの虚像を表現。 「mountain water surface」竹之内芙美 水に映る山の影は、やわらかな反転の風景をつくり出す。それはまるで、山々が水に浮いているような、幻想的な光景である。水面を境に、上下に伸びる雄大かつ軽やかな山々をファーで表現した。このタブレットに表と裏はない。水面に浮かぶ山の裏は、また水面に映る山でもある。そんな、現実ではありえない光景を1枚のタブレットで表現した。 招待ツアーで訪れたミラノにあるショールーム。工場をリノベーションした建物。 ローマにあるFENDIのアトリエでの制作の様子。 関連:http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2013/FENDI/FENDI_ja.htm

Exhibition |マテリアライジング小作品展 in Kyoto

$
0
0
日時:2015年3月14日(土)~28日(土)12時~20時 会場:MEDIA SHOP(京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44) 参加:甲斐貴大 木内俊克 御幸朋寿 砂山太一 舘知宏 谷口暁彦 土岐謙次 富井雄太郎 永田康祐 トークイベント「情報と物質とそのあいだについて」 日時:2015年3月21日(土)19時~ ゲスト:木内俊克 砂山太一 谷口暁彦 永田康祐 モデレーター:富井雄太郎 2013年と2014年に、コンピュテーションとデジタルファブリケーションそして「情報と物質とそのあいだ」をテーマとした展覧会「マテリアライジング展」が行われた。短い会期ながら、会場の東京藝術大学大学美術館 陳列館で行われた展覧会の中では異例の各5,000人近い動員を生み、建築・美術・デザインといった既存領域を横断しつつ大きな話題を集めた。本展は、京都にてその展示物の一部などを展示する。 会期中21日のトークイベントでは、ふたつの展覧会をレビューし、展望までをディスカッションする。 *2015年5月には京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでマテリアライジング展Ⅲが開催。 *参加者の甲斐貴大は本科2年生、御幸朋寿と砂山太一は金田充弘研究室博士課程、富井雄太郎は教育研究助手、永田康祐は本学芸術情報センター非常勤講師。 企画:砂山太一 富井雄太郎 企画協力:森山貴之 大野友資  監修:金田充弘 主催:マテリアライジング展企画室+東京藝術大学 金田充弘研究室 後援:京都市立芸術大学総合芸術学科 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 関連: マテリアライジング展―情報と物質とそのあいだ 23名の建築家・アーティストによる思索 マテリアライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ 『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』出版記念トーク in Kyoto

Exhibition Report |東京藝術大学大学院美術研究科 博士審査展 2014

$
0
0
日時:2014年12月18日(木)〜12月25日(木)10時〜17時 会場:東京藝術大学大学美術館ほか上野キャンパス 博士後期課程最終審査の一般公開です。 詳細:http://dr-exhibition.geidai.ac.jp/exhibition/ 博士論文発表会(建築専攻) 大井隆弘「吉田五十八の住宅作品に関する研究」 日時:2014年12月19日(金)17時~ 会場:東京藝術大学大学上野キャンパス 美術学部総合工房棟4階 建築科FM 御幸朋寿「切込を有する折紙の折畳展開構造に関する研究」 日時:2014年12月22日(月)11時~ 会場:東京藝術大学大学美術館 地下2階 展示室1 吉田五十八自邸(撮影:光井渉) 左から御幸朋寿「ミウラ折球面リンク機構」「ミウラ折平面リンク機構」「空間リンク機構(御幸折)」。

News |『10+1 web site』〈建築理論研究 07〉

$
0
0
『10+1 web site』に、乾久美子と2015年度から教育研究助手を務める市川紘司らによる座談会〈建築理論研究 07〉が掲載されています。都市計画家・建築家であるクリストファー・アレグザンダーの仕事、著作、思想を再考する内容です。 〈建築理論研究 07〉──クリストファー・アレグザンダー『形の合成に関するノート/都市はツリーではない』『パタン・ランゲージ』 http://10plus1.jp/monthly/2015/02/-07.php 左から、市川紘司、天内大樹、乾久美子、南泰裕(敬称略)。 関連:乾久美子+東京藝術大学 乾久美子研究室 展 小さな風景からの学び

News | GA HOUSES PROJECT 2015

$
0
0
日時:2015年3月21日(土)~5月31日(日)12時〜18時半 会場:GA gallery(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14) 入場料:600円 乾久美子研究室と金田充弘研究室が設計に関わる「ハウスM」、山梨知彦氏(1984年本科卒業、日建設計 執行役員、設計部門代表)らによる「夏の心地よい気候の中で、水際でのひと時を楽しむためのゲストハウス」などが出展されています。 同プロジェクトは、『GA HOUSES 141』にも収録されています。 詳細:http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_gallery/2015/1503-05_GAH2015/gallery_gah2015.html 「ハウスM」。建築設計は、東京藝術大学乾久美子研究室+乾久美子建築設計事務所+建築築事務所(担当:乾久美子、市川竜吾、李ヘドゥン、遠藤郁、湯之迫史)。構造設計は、東京藝術大学金田充弘研究室+鈴木芳典構造事務所(担当:金田充弘、鈴木芳典)。 関連:乾久美子+東京藝術大学 乾久美子研究室 展 小さな風景からの学び 「夏の心地よい気候の中で、水際でのひと時を楽しむためのゲストハウス」。設計担当は、日建設計の山梨知彦、恩田聡、青柳創(2006年本研究科建築専攻修了)各氏。

Exhibition Report |トウキョウ建築コレクション2015

$
0
0
日時:2015年2月24日(月)〜3月1日(日) 会場:代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム ヒルサイドプラザ 全国から修士設計・修士論文・研究室プロジェクト等を集め行われているもので、桝永絵理子(北川原温研究室)、竹之内芙美(北川原温研究室)、原田健介(ヨコミゾマコト研究室)の3名が一次審査を通過し「全国修士設計展」に選出されました。 「輪郭ー大地と空」桝永絵理子 「0→」竹之内芙美 「"転換"の作法」原田健介 2月28日には全国修士設計展の公開審査が行われ、「輪郭ー大地と空」桝永絵理子が山本理顕賞を受賞しました。 (審査員:猪子寿之 大西麻貴 門脇耕三 竹内昌義 手塚貴晴 豊田啓介 山本理顕) 「輪郭ー大地と空」桝永絵理子 本研究は、インド、ラダックの仏教僧院や伝統住居を2カ月間調査し、その体験をもとにラダックのプガという地域を“公共地域”として保養所を提案するものである。 ラダックにはチベット仏教僧院が沢山残っている。2年前に訪れたとき、大地と空に触れながらそれぞれの場を巡るような僧院建築に感動した。
すべてを露にしてしまうかのような圧倒的な大地の中で、僧院から一歩も出ずに過ごす人たちがいる。彼らにとって建築は、単なる機能性以上に、ある世界観や人生観を反映したものであるかのように感じられた。たとえば僧侶が暮らす場所は、大地を背に、谷間から吹き寄せる風を受け入れる簡素さがあり、西に沈む太陽を眺めながら眠る時間の流れが大切にされているように思われた。また建物の外壁は石灰を塗られており、補修する際に石灰が撒かれることで建物が大地と同化していく。私はそうした大地と人、建築の物語のある場所に身を置きたいと思い、この夏、修士制作として再度ラダックを訪れた。2カ月間、実測等を通して大地と建築の関係や暮らしを分析し、砂や石灰を画材として混ぜてスケッチをし、光や音、風など様々な状況が立ち現れる空間を記述してきた。 そして
調査の中で、遊牧民の友人から彼の実家があるチャンタン高原の標高4,500mを越える遊牧地帯には病院がないために遊牧民の数が減っていること、『プガ谷』という温泉が湧き出ている地域は、莫大な地熱エネルギーを蓄えた土地として世界的に注目されているが、今後の開発のされ方によっては遊牧民の生活を脅かしてしまう恐れがあること、伝統医アムチに連れられて病の治療に訪れる人が沢山いるが温泉に浸かる場所がないことなどを知った。そこで、遊牧民地帯を巡りながらインタビュー、調査を行うことによって、できるだけ現実的なかたちで保養所を設計した。 
現在、ラダックの都市レーでは近代化に伴って新たな建築の形を模索されており、コンクリートによる無機質な都市ができてきているが、住民の間においてそういった建築はあまり受け入れられていない。設計したプガという地域は停戦ラインにも近く、現状では共有地として使われていることから、この計画においても公共建築、さらに言えば公共地域となるように想定した。設計にあたってはラダックの素材や構法を用いながら、大地で採取した色を設計に取り入れ、空間体験は新しいものにした。 本案は私の調査をもとに現状で考えられるあくまで一案であり、実際にはその時々で部分に対応しながら全体を修正していくことが必要だと考えている。ここで提案しているのは、近代的な都市計画手法でもなく、バナキュラーな自然発生でもない、フェイズによって段階的な発展をみる計画手法であり、建築と大地がどのような姿をとるべきかを考えるきっかけになるのではないか。 まずはこの案をもって、もっと多くの人に提案できたら良いと思う。

News |第13回大学院修士設計展2015

$
0
0
関東甲信越エリア(1都9県)の大学院の修士設計を対象とした第13回大学院修士設計展2015(主催:JIA関東甲信越支部/大学院修士設計展実行委員会)にて、「輪郭-大地と空 インド、ジャンムー・カシミール州ラダック仏教僧院の調査と設計」桝永絵理子(北川原温研究室)が、最優秀賞を受賞しました。 審査会では、1次審査を通過した9作品の提案者がプレゼンテーションし、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、奨励賞2作品が選ばれました。 (審査員:坂本一成) 「輪郭-大地と空」(学内の発表時より)。 詳細:http://arch.geidai.ac.jp/Exhibition-Report-2015

Works | AD'DRESSING ファッションと建築における対話

$
0
0
日時:2015年3月19日(木)〜22日(日) 会場:ライトボックス スタジオ青山(東京都港区南青山5-16-7) オーストリア・ウィーンのセレクトショップSIGHT STOREによる企画で、ファッションブランドを紹介するイベントにて、金田充弘研究室が会場デザイン、制作、施工を担当しました。 SPACE DESIGN:安部良 (ARCHITECTS ATELIER RYO ABE)+東京藝術大学金田充弘研究室(担当:戸石晃史、協力:羽切花那 菊地慶香 田野口紘大 桂隼人 飯澤元哉 杉山由香)

Critique |藝大・AAスクール合同WS講評会

$
0
0
日時:2015年4月17日(金)15時45分〜 会場:東京藝術大学総合工房棟2階 東京藝術大学とロンドンAAスクールの合同ワークショップの講評会がおこなわれました。本ワークショップは、文部科学省国立大学機能強化事業「国際共同プロジェクト」の、グローバルアート共同カリキュラム(ショートユニット)として実施されたものです。 AAスクールからは、カルロス・ヴィラヌーバ・ブランド教授によるディプロマ・ユニット10と、江頭慎教授によるユニット11が来日。計22名のAAスクールの学生に対して、藝大修士課程建築専攻から10名、デザイン専攻から3名の学生が参加し、ふたつのグループに分かれて、東京のフィールドワーク、その調査成果をもとにした作品制作をおこないました。 東京藝術大学担当教員:トム・ヘネガン 野口昌夫 橋本圭央 キム・テボン 特別講演:陣内秀信(法政大学教授) 植田実(『都市住宅』元編集長) 講評会外部クリティック:新井千秋(新井千秋都市建築設計) 鈴木明(武蔵野美術大学教授) AAスクール・ティーチングアシスタント:岩村寛人 岩田厚 両グループの課題主旨は以下のとおり: *東京藝大+ディプロマ・ユニット10(AAスクール) DIRECT URBANISM: Scan and Insert 都市は絶えず変容しており、新たな都市組織は社会的変化を必ず伴う。都市の流動的段階において、我々は空間的介入としてのinsertion(挿入)をおこなう。観念的なデジタル・物的モデルを用いながら、都市スケールから建築の細部のスケールまで縦断する。変容する新たな都市構造、状況、そして戦略を作り出すために、ハイブリッドな空間的文脈を形成するための不確定要素をひねり出し、再構成する。お茶の水橋周辺を調査地域として焦点を当てる。 *東京藝大+ディプロマ・ユニット11(AAスクール) Alternative Guide, Tokyo un-planned 20世紀半ば以降、東京で見られる多くの公共空間の成功例は、インフラストラクチャーの変容により誘発され偶発的に作られた。ディプロマ・ユニット11のワークショップは、非公式の公共空間、偶発的な建築、マイクロ都市を調査し、建築はどのように「都市の複雑さ」を反映し対応できるかを推測する。本ワークショップでは、1970年代に赤瀬川原平(ネオダダ)と植田実によって編集された都市住宅ジャーナルによる「トマソン」の概念を再検討することにより、東京のガイドブックを作成する。

News | 2015年日本建築学会賞

$
0
0
2015年日本建築学会賞が発表されました。 「木の構築 工学院大学弓道場・ボクシング場」が学会賞(作品)を受賞しています。設計者の福島加津也、冨永祥子の両氏は本科出身であり、2003年より福島加津也+冨永祥子建築設計事務所を主宰しています。1993年修了生の福島氏は、現在は東京都市大学工学部建築学科講師。1992年修了生の冨永氏は、現在は工学院大学建築学部建築デザイン学科准教授。 また、「共愛学園前橋国際大学4号館 KYOAI COMMONS」が作品選奨に入賞しています。設計者の乾久美子は、1992年に本科を卒業後、イェール大学大学院、青木淳建築計画事務所等を経て、2000年に乾久美子建築設計事務所を設立。2011年より本科准教授を務めています。 福島加津也+冨永祥子「木の構築 工学院大学弓道場・ボクシング場」 木架構を変化させることにより、7.2×10.8メートルからなる同一平面を、弓道とボクシングという性格の異なるアクティビティに応答する建築空間に精華させている点が、受賞理由として挙げられた。この2つの木架構は、それぞれ民家の和小屋(貫と束)と寺院建築の斗栱(斗と手先)を起源としつつ、設計者による抽象化が重ねられることでデザインされた。 Photo : 小川重雄 乾久美子「共愛学園前橋国際大学4号館 KYOAI COMMONS」 学生食堂やラーニングセンター、一般教室等の複数のプログラムが、バーコード状の平面形状と微妙にズラされながら配置された壁柱によって、ゆるやかに分離されつつも同時多発的に共存する。学生や教員、来館者が積極的に交じり合う、創造的な学習環境を提供したことが選奨理由に挙げられた。 Photo : 阿野太一

News |『10+1 web site』「研究室の現在──なにを学び、なにを読んでいるか」

$
0
0
『10+1 web site』2015年5月号に、中山英之によるテキストが掲載されています。さまざまな大学研究室の教育方針や必読書を紹介する特集「研究室の現在──なにを学び、なにを読んでいるか」に寄稿されたものです。 中山研究室(建築設計第二研究室)は、本年度から第一期生となる修士学生を迎え入れ、研究室の活動を正式にスタートさせています。中山のテキストは、修士設計プロジェクトに対する研究室の基本方針や、学生が研究テーマを決定するときに思考の補助線となるような書籍数点を紹介しています。 10+1 web site 2015年5月号 特集:研究室の現在──なにを学び、なにを読んでいるか 中山英之がテキスト中で言及した書籍の一部。左から: qp+柴崎友香+中山英之『窓の観察』, 『建築と日常』別冊, 2012. マーク・フラウエンフェルダー, 金井哲夫訳『Made by Hand──ポンコツDIYで自分を取り戻す』 , オライリー・ジャパン, 2011[2010]. バックミンスター・フラー, 芹沢高志訳『宇宙船地球号操縦マニュアル』, ちくま学芸文庫, 2000[1963]. 関連:中山英之研究室

News |平成26年度日本文化藝術奨学金授与式

$
0
0
公益財団法人日本文化藝術財団による平成26年度日本文化藝術奨学金授与式が開催されました。奨学金受給者6名のうち、建築理論第1研究室の辻槙一郎(博士後期課程)が選出されています。 日本文化藝術奨学金は、国内の芸術系大学の大学院に所属する優れた学生を対象とする、1996年に始まる奨学金制度です。

Competition |三井住空間デザインコンペ 第9回「人のつながりを呼ぶ住まい」

$
0
0
三井不動産レジデンシャルと新建築社の共催による「第9回三井住空間デザインコンペ」の受賞作品・審査講評が、『新建築』2015年6月号に掲載されています。 冨永美保(2013-2014年度 教育研究助手)が共同主宰するtomito architecture(高田幹人+冨永美保+伊藤孝仁)の「庭が回る家」が、最優秀賞に当たる三井住空間デザイン賞を受賞しました。受賞作は今後「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」の一住戸として実際に建設されます。 (審査委員:古谷誠章 光井純 渡辺真理 井上徹) 掲載誌   :『新建築』2015年6月号 pp.27-32 ウェブサイト:第9回三井住空間デザインコンペ

News |平成28年度 東京藝術大学美術学部入試説明会 開催告知

$
0
0
東京藝術大学美術学部入試説明会(平成28年度)が開催されます。 建築科では、講義室を使って説明会をおこなうとともに、学生の課題制作をするスタジオや講評会風景を開放します。入試から学生生活や設備・環境まで、藝大建築科のさまざまな情報を得られる貴重な機会となります。ご来校をお待ちしています。 日時:2015年6月28日(日) 会場:東京藝術大学美術学部 上野キャンパス 参加には事前申込みが必要となります。 詳細・申込み:http://www.geidai.ac.jp/news/2015052730994.html(ページ下段【建築】項) ※説明会の参加/不参加によって入試やその結果に影響することはありません。 昨年の入試説明会の様子。中央棟第1講義室での説明会、学生の製図室(スタジオ)や建築科図書室、研究室の公開、教員の著作や学生の修士制作・卒業制作などの展示をおこないました。 関連:平成27年度 入試説明会

Examination |平成27年度 東京藝術大学美術学部建築科 入学試験 参考作品

$
0
0
平成27年度の美術学部建築科入学試験の参考作品、その評価基準などを掲載します。 なお、試験問題については、こちらを参照してください。 美術学部・大学院美術研究科(修士課程・後期博士課程)前年度入試問題について ◎入学試験[空間構成] この試験は、文章と図で示された立体に関する問題です。設問1は立体の影の形状を問うもの、設問2は立体の切断面の面積を求めるもの、設問3は切断された複数の立体を条件にしたがって描写するものです。この試験においては、次の点を評価しました。  ① 立体や影の形状を正確に把握する能力  ② 立体相互の位置関係を正確に把握する能力  ③ 素材及び立体が創り出す空間の描写力 なお、平成27年度の試験では、影の形状を正しく捉えていないもの(設問1)、立体相互の位置関係に誤りのあるもの(設問3)が散見されましたので、留意して下さい。 以下、合格者の解答例(設問3)です。 ◎入学試験[総合表現] この試験は、平成23年度から行っているもので、正解を求めるのではなく、受験生の資質と独創性を問うものです。内容は、与えられた素材(文章、図、写真、映像など)から空間をイメージし、それをドローイング、立体、文章などで表現するものです。 平成27年度は、提示された立体群の構成方法に基づいて、自らが創造した空間を文章とドローイングで表現するものです。この試験においては、次の点を評価しました。  ① 問題文で提示された立体群の構成方法に対する適切な理解力  ② 立体群に対する観察力とその形状からの構想力  ③ 空間の創造力とその表現  ④ 制作意図を的確に説明する能力 平成27年度の試験では、問題文で提示された立体群の構成方法に対する誤解や、立体群の形状への観察力の不足が散見されました。また、構成方法にしたがって創造した空間の全体像と、空間のスケッチに齟齬が見られるものもありました。審査にあたっては、作図による表現能力はもとより、文章による制作意図の表現、全体の統合力を評価しています。 以下、合格者の解答例(設問2、3、4)です。 以上3点、解答例A 以上3点、解答例B 以上3点、解答例C 関連: 平成26年度 東京藝術大学美術学部建築科 入学試験 参考作品 平成25年度 東京藝術大学美術学部建築科 入学試験 参考作品 }

News | 2015年 春の匠美会

$
0
0
東京美術學校建築科・東京藝術大学美術学部建築科の同窓会による毎年恒例の行事「春の匠美会」が開催されました。

日本建築学会作品賞を受賞した冨永祥子氏(1992年修了)と福島加津也(1993年修了)、日本都市計画学会計画設計賞を受賞した高見公雄氏(1981年修了)によるショートレクチャー、元倉眞琴氏(1971年修了、2008-2014年教授)によるキャンパス計画の解説、また学部1年生の課題紹介や新入生歓迎などがおこなわれ、会員同士の交流でにぎわいました。


Critique |大学院修了制作・修了論文中間発表

$
0
0
大学院生の修了制作・修了論文の中間発表がおこなわれました。
秋の2度目の中間発表を経て、最終発表は12月に実施されます。



Lecture Report | Gevork Hartppnian レクチャー

$
0
0
Gevork Hartoonian「Mies van der Rohe: The Limits of Tectonics」
日時:2015年6月25日(木)17時30分−19時30分
会場:総合工房棟4F FM

Gevork Hartoonian氏による、ミースの建築に代表される近現代建築とテクトニクスに関するレクチャーがおこなわれました。

Hartoonian氏は、おもに19世紀の建築理論、とくにテクトニクスと近代建築に関する研究を進めているオーストラリアの建築史家です。『Architecture and Spectacle: A Critique』や『Crisis of the Object: The Architecture of Theatricality』など多数の著作をもち、2013年には中国上海の同済大学にて、現在はキャンベラ大学にて教鞭をとります。


Viewing all 319 articles
Browse latest View live